最近の全国の情勢を見ていると、民進党から希望の党に入った地域では、市民運動の中から、希望公認の候補者を応援しようという声を出しづらい状況が続いているように思います。
地域によっては、自民 対 希望 対 共産(無所属統一)という枠組みしかなく、その枠組の中で、小選挙区で共産が勝ちにくい情勢であるならば、野党支持層には自民党に勝つためには、希望の当以外の選択肢がみつからないが、希望でいいのかと悩む人が大量に出る。
同じ政治家なのに、政党が変わったことで、市民は応援しずらくなる場合もある。
あたかも政治家の信条が変わったかのように伝えられてもいます。
確かに前原さんの考えで、政党の方針による希望の党への合流は、突然すぎて受け止められないのはわかります。党の候補者の皆さんもそうではないかと思います。
そういう混乱があるのです。そしてそれは自然なことではないかと思います。
政策もまだはっきりわからない。批判や愚痴を言えばいくらでも言えることでしょう。
それでも私たちは、これまで応援してきた政治家を、切り捨ててしまうこともまた心配しています。切り捨てる側も切り捨てられた側も、何も得られていないのです。その上、お互いに心に傷を負うことでしょう。
それは決して政治に良い影響をもたらさないと私たちは思っています。
だから、歩み出せる人たちでまずは小さな声をあげて見たくなったのです。
政治家は民意の影響を生きる生き物です。それならば私たちが切り捨て見放すわけにはいきません。
有権者の私たちがあきらめたり、切り捨てたり、手放したりすれば、その時には政治家はその影響を受けることでしょう。
今回の選挙が全てではありません。これからもずっと選挙も政治も続きます。
SNSが生まれて初めての大きな政界再編の荒波ですが、一人でも思いを同じくする人と繋がり、励ましあい、今回だけではない未来に向けて、悩み抜いて、向き合っていけないかと思っています。
是非、皆様の思いも投稿していただいて、同じ思いを持つ日本の隅々の仲間と繋がっていきましょう。
憲法と安全保障等に関する質問状
秋も深まりつつあります。衆議院選挙の立候補者には一刻一秒でも惜しい時期だと思われますが、少し時間をいただき市民グループ『民進党から希望の党に移った議員を「あきらめない。手放さない。』の会からアンケートに答えていただければと存じます。
さて、今回の憲政史上初と思われる臨時国会冒頭衆議院解散という暴挙が行われました。民進党は、希望の党に合流することになり、また、一方で、新しく立憲民主党が創立されることにもなりました。民進党に期待・応援をしていた国民はこの事態に驚き、また、希望から公認を得た候補者に不信感をもつ人々が大半になっています。
護憲派の立候補者には投票を促進するように呼びかけたいと思い、主に憲法と安全保障等に関して候補者の政治理念と信念についてお伺いしたいことがあります。よろしければ、以下の項目にお答えいただければ幸甚です。
なお、このアンケートは、インターネットで公表します。
1 何故、希望の党から立候補したのですか?
2 民進党の公約と希望の党の公約とで異なる公約はありますか?
・ある(ある場合は内容を記してください)
・ない
・その他(具体的にお答えください)
3 安倍政権下で成立した現在の安保法制及び集団的自衛権について伺います。
①安保法制について
・安保法制に賛同する
・安保法制に賛同しない
・その他(具体的にお答えください)
②集団的自衛権について
・集団的自衛権に賛同している
・集団的自衛権に日本の領海内に限って賛同している
・集団的自衛権に賛同していない
・その他(具体的にお答えください)
4 憲法9条に対するあなたのお考えをお聞かせください。
・改憲すべき (改憲内容についてどこをどう変えればいいかをご記入ください)
・現行のまま維持すべき
・その他(具体的にお答えください)
5 自民党の改憲草案にある緊急事態条項について伺います。
・賛同する
・賛同しない
・その他(具体的にお答えください)
6 仮に、現在の自民党の改憲草案によって発議が行われたとします。あなたはどうしますか?
・賛成票を入れる
・反対票を入れる
・棄権する
7 仮に、現在の自民党の改憲草案によって発議が行われたとします。党の方針とあなたの意見が異なる場合、採決において、党の方針に従いますか?
・従う
・従わない
・その他(具体的にお答えください)
8 上記の全項目についてのあなたの回答はあなたの政治理念・信念であると有権者に対して約束(公約)できますか?
・約束できる
・約束はできない
9 最後に上記回答がまちがいなくあなたの回答であるとして、記入日とお名前の記入をお願いします。
2017年10月 日
県 区 候補者名
以上
『民進党から希望の党に移った議員を「あきらめない。手放さない。」』一同
最終的な政策協定書について
希望の党の政策協定書について、これまで安保法制に反対の声を上げ続けてきた大串ひろし氏が、そのポイントを解説しています。
(ひろしチャンネル)
希望の党「政策協定書」について①
希望の党「政策協定書」について②